2018.11.20
DUNSナンバーに関して留意しておきたいこと
(最終更新日 : 2020/5/2)
DUNSナンバーの取得後に留意しておきたいことがあります。
所在地が変わった時は登録内容変更を申し出る
エンタープライズiOSにおいては、DUNSナンバーが必要になる局面が何度かあります。
社内専用アプリを開発する為にADEPを契約し、その後、キッティング作業の効率化の為にDEPやVPPの登録をする…といったケースが典型的な例でしょう。
ADEP契約後、DEP/VPPの登録をする前に会社の所在地を変更していたらどうなるでしょうか?エンタープライズiOSに必要なDUNSナンバーとはのページで紹介した通り、Appleは申請時のDUNSナンバーを頼りに企業が実在しているかどうかの存在確認を行います。
その際に重要なのが、
- DUNSナンバーに紐づく企業の社名や住所
- ADEP/DEP/VPPの登録申請時の社名や住所
の両者が一致しているかどうかです。これが一致していないとAppleは企業の真正性を確認することができず、ADEPやDEP/VPPの登録に想定以上に時間を要してしまう場合があります。
したがって業務でiOS活用をしている企業は、引っ越したら必ずDUNSナンバーに紐づく所在地情報を更新するようにして下さい。お客様を支援する開発会社・コンサル会社においては、お客様の引っ越し後のタイミングにDUNSナンバーの登録情報更新も促すようにして下さい。
画面上の自社DUNS情報修正のタブをクリックして、
取得済みのDUNSナンバーを入力して情報を変更して下さい。登録する情報は登記簿謄本(全部事項証明書)と同じ記述にしておくほうが無難でしょう。
以上の手続きを忘れずに行っていれば、エンタープライズiOSにおける各種登録で想定外の待ち時間が発生することを避けられます。忘れがちですので意識しておかれるのをお勧めします。
DUNSナンバー関連の投稿
DUNSナンバーについては、以下のような投稿もしております。併せてご覧ください。